WEDGWOOD Jasper
うかつにもウェッジウッドのジャスパーをご紹介していませんでした。
ウェッジウッド開窯1759年。
クィーンズウェア(磁器に近い陶器です)の開発でテーブルウェア文化を
中産階級に広めた功績は民窯ウェッジウッドの真骨頂といえます。
その15年後、1万回以上の試行錯誤を経てジャスパーウェアを開発。
みなさんよくご存知の’White on Pale Blue Jasper’の誕生です。
素焼き風味の独特の風合い。
むか~し、百貨店さんの「大英国展」でジャスパーは
使って使ってツルツルになってからがホンモノってウ
ェッジウッドの美しい女性に教わったことがあります。
「汚れたらタワシでごしごし洗ってください」とも。
なめらかな生地になっていくみたいです。
自宅のいただきもののジャスパーのウェッディングプレートもそれを思い出して
クレンザーをつけたタワシでゴシゴシやった覚えがあります。
丈夫なんですね。
ジャスパーといえばウェッジウッドのトレードマークの
「ポートランドの壷」(写真手前)が有名です。
プレステージアイテムもいろいろ作られています。
こちらはジャスパーセージグリーン。
後ろの二点はワイン&ウォータージャグということ
でしたがご覧のように巨大な作品でした。
高さ60cmはあったと記憶しています。
限定品のアラベスクのセット。
こちらはポートランドブルーという色です。
ジャスパーのティーカップといえばちょっと舌触りが気になるし、インテリアとしてお
飾りのかたが多いのではないでしょうか?
一番お伝えしたかったのは「使って使って貴方だけのジャスパーにしてみてください。」
っていうことなのでした。